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賃貸でもOK!狭い間取りで叶える子ども部屋の作り方と収納アイデア

INTERIOR

「子ども部屋を作りたいけど、狭い間取りだし…」

「賃貸だから壁に穴も開けられない…」

そんな悩みを抱えるパパママも多いはず。

でも実は、ちょっとした工夫とアイデアで、賃貸でも快適な子ども部屋は作れるんです。


今回は、限られたスペースを有効活用しつつ、成長に合わせて変化できる子ども部屋づくりのコツと、今すぐ真似できる収納アイデアをたっぷりご紹介します!



狭い間取りでも叶える子ども部屋の作り方

画像:IKEA


狭い間取りの中で子ども部屋を確保するのは一見難しそうに思えますが、家具の選び方や配置、収納方法を工夫することで、限られたスペースでも快適で機能的な空間をつくることが可能です。

以下では、特に有効な3つの工夫をご紹介します!


1. 多機能家具を活用する


まず取り入れたいのが、収納機能を兼ね備えた多機能家具です。

スペースを無駄なく活用できるアイテムとして、以下のような家具が人気です。 


・ロフトベッド:ベッド下にデスクや収納棚を設置できるタイプなら、就寝スペースと学習・収納エリアを1つの空間で完結できます。 

・デスク一体型本棚:教科書やおもちゃ、文房具などを一か所で管理できるため、片付けの習慣も自然と身につきやすくなります。

・折りたたみ式テーブルやチェア:使用しないときは折りたたんで収納でき、遊び場や作業スペースを臨機応変に確保できます。 


特にベッドは部屋の中で最も大きな家具になるため、収納付きやロフト型を選ぶことで空間にゆとりが生まれ、他の家具を減らすことも可能になります。


2. 壁面を活用する


床面を広く保つ=部屋が広く感じるための鉄則は、壁面収納の活用です。

限られた床面積を圧迫せずに収納力を高めるには、垂直方向のスペースを積極的に使いましょう。 


おすすめのアイテムは次の通りです。

・ウォールシェルフ:ぬいぐるみや文具、インテリアを飾るのに最適。子どもの手が届きやすい高さに設置するのがポイントです。

・有孔ボード(ペグボード):フックやトレイを自由に組み合わせられ、成長に合わせてアレンジ可能。

・マグネットボード:時間割やプリント類の掲示に便利。ホワイトボードとしても使えるタイプが人気です。 


壁収納はデザイン性も高く、インテリアとしても映えるため、子どもが「自分の部屋」として愛着を持てる空間づくりに繋がります。


3. 家具の配置を工夫する


狭い部屋では「どんな家具を置くか」以上に、「どこにどう配置するか」が重要です。

基本は、動線を確保しつつ中央スペースを空けること。 


 具体的には、

・ 家具は壁際・角に寄せる:部屋の真ん中に何もない状態をつくると、広く見えるだけでなく遊びスペースにもなります。 

・高さと色を揃える:背の高すぎる家具を避け、色味を統一すると圧迫感が減り、視覚的に空間が広がります。

・鏡を取り入れる:小さな工夫ですが、鏡は奥行きを感じさせる効果があり、視覚的に部屋を広く見せるテクニックとして有効です。


家具の配置は、一度決めたら終わりではなく、季節や成長に応じて見直すのが理想的!

模様替えのたびに、子どもも部屋に愛着を持ちやすくなります。


賃貸でもできる収納アイデア


賃貸住宅では、壁に穴を開けたり大掛かりな工事を行うことが難しいため、原状回復が可能な収納アイデアが求められます。​

以下に、賃貸でも実践できる収納の工夫をご紹介します。


突っ張り棒やドアフックを活用

画像:IKEA


​賃貸のお部屋では、壁に穴を開けられないことも多いですよね。そんなときに便利なのが、突っ張り棒やドアフックなどのアイテムです。

工事不要で、手軽に収納スペースをプラスできます。 


突っ張り棒は、ちょっとした工夫で簡易クローゼットやカーテンレール代わりとして活躍!

玄関やクローゼットの空きスペースに設置すれば、アウターやバッグの収納に便利です。


一方、ドアフックは、扉に傷をつけずに設置可能。

バッグや帽子、鍵などを掛けておけば、使いたいときにサッと手に取れて便利です。

最近では、インテリアになじむおしゃれなデザインも多く、見せる収納としても活躍します。 

「収納が足りない…」と感じたときは、まずこの2つを使って、空間を有効活用してみましょう!


収納ボックスやカゴを使う

画像:IKEA


おもちゃや衣類など、気づけばあちこちに散らかってしまう子どものアイテム。

そんなときに役立つのが、収納ボックスやカゴです。

種類ごとに分類して収納することで、見た目もすっきり、使いたいものもすぐに見つかります。

さらに、ラベルを付けるひと工夫で、子ども自身でもどこに何を片付ければいいかが一目でわかるように。

ひらがなやイラストでラベルを作れば、小さなお子さまでも楽しみながらお片付けができます。 


また、カラーボックスを使えば、収納だけでなく空間の仕切りとしても活用可能。

リビングの一角に「子どもスペース」を作ったり、部屋の中にゾーン分けをして使いやすい空間に変えることができます。

カゴやボックスをカラーボックスに収めれば、統一感のある見た目にも◎


ベッド下のスペースを活用する

画像:IKEA


意外と見落としがちなベッド下のスペース。

ここを活用することで、部屋の収納力をぐっとアップさせることができます。

特に、季節外の衣類や来客用の寝具、使用頻度の低いアイテムなどの収納にぴったりです。 


おすすめは、キャスター付きの収納ボックス。スムーズに引き出せるので、奥のものもラクに取り出せて、日々の使い勝手が格段に良くなります。

フタ付きタイプを選べばホコリ対策も万全。

透明タイプで中身が見えるものなら、何が入っているか一目で分かって便利です。 


限られたスペースをムダなく使うことで、お部屋全体がすっきりと片付き、快適な空間に。

ベッド下は“隠す収納”のベストスポットとして、ぜひ活用してみてください。


子どもが片付けしやすくなる工夫とは?

画像:IKEA


子ども自身が片付けをしやすい環境を整えることは、整理整頓の習慣を身につけるうえでとても大切です。

親が全部やってしまうのではなく、子どもが「自分でできた!」と感じられる仕組みをつくることで、自然と片付けの習慣が身についていきます。


年齢に合わせた収納配置

まず大切なのは、子どもの身長や力に合わせて収納の高さや位置を調整することです。 

小さなお子さんの場合は、おもちゃや絵本を低い位置に並べることで、自分で取り出したり片付けたりしやすくなります。 

よく使うものは子どもの手が届く範囲にまとめておき、あまり使わないものや季節ものは上の棚に収納するなど、使いやすさを考えた配置を心がけましょう。 

こうした工夫をすることで、「出すのも片付けるのも自分でできる!」という成功体験を積み重ねることができます。


ラベリングと色分けでわかりやすく

収納ボックスや引き出しにラベルを貼るのも効果的です。

どこに何が入っているか一目でわかるようになるので、片付けのハードルがぐっと下がります。 

まだ文字が読めない小さなお子さんには、イラストや写真を使ったラベリングがおすすめです。

おもちゃの写真やぬいぐるみのイラストを貼ってあげると、見ただけで中身がわかります。 

さらに、ボックスや収納ケースを色分けすると、視覚的に分かりやすくなり、片付ける場所を覚えやすくなります。

遊びながら自然と「物の定位置」を身につけましょう!。


遊び感覚を取り入れる

片付けが「面倒なこと」ではなく「楽しいこと」だと感じられるよう、遊び感覚を取り入れてみましょう。 

例えば、「おもちゃをおうちに帰そうね」と声をかけたり、「どちらが早く片付けられるか競争しよう!」とタイマーを使ってゲーム感覚で取り組んだりするのもおすすめです。 

片付けが遊びの延長線になることで、子どもも自分から進んで片付けをしようという気持ちが芽生えます。

小さな工夫を積み重ねて、「片付け=楽しい!」をぜひ体験させてあげてください。


成長に合わせて変化する部屋づくりのコツ


子どもは日々成長し、ライフスタイルや興味も少しずつ変化していきます。

それに伴って、必要な家具や収納、部屋の使い方も自然と変わっていくものです。 

だからこそ、子ども部屋は“つくって終わり”ではなく、“成長に合わせて変化していくこと”を前提に考えることが大切です。 

長く快適に使える空間にするためには、先を見据えた工夫と、柔軟に対応できる仕組みづくりがポイントです。​


可変性のある家具を選ぶ

成長に合わせて調整できる家具を取り入れることで、無駄な買い替えを減らし、コストや手間を抑えることができます。 

たとえば、高さを変えられる学習デスクや、パーツを組み替えて使い方を変えられる収納棚などは、年齢や用途に応じて柔軟に使えるのでおすすめです。 

小さなうちはお絵描き机として、成長したらしっかり勉強できる学習机に。

そんな風に長く使えるアイテムを選ぶことで、空間にも気持ちにも“余白”が生まれます。


部屋のレイアウトを定期的に見直す

子どもの年齢や興味に合わせて、部屋のレイアウトを見直すことも大切です。 

幼児期はのびのびと遊べるスペースを中心に、小学生になる頃には学習机を取り入れて、落ち着いて勉強できる環境を整えてあげましょう。 

また、定期的な模様替えは、気分転換にもなりますし、「今の自分に合った空間はどんなものか?」を一緒に考えるきっかけにもなります。


まとめ


狭い間取りや賃貸住宅であっても、工夫次第で子どもにとって快適で機能的な空間をつくることは十分可能です。

特に、多機能家具の導入や壁面収納の活用、家具配置の見直しなどは、限られたスペースを最大限に活かすための重要なポイントです。


また、賃貸ならではの制約を考慮しつつも、突っ張り棒や粘着フックなど原状回復できるアイテムを活用することで、自由度の高い収納が実現できます。 

「狭いから無理」「賃貸だからできない」とあきらめる前に、今回ご紹介したアイデアをぜひ試してみてください。










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