意外に知らない⁈リフォームとリノベーションの違い
本日は、賃貸物件における「リフォーム」と「リノベーション」の違いについて解説!
どちらもよく聞く言葉で、似たような意味だと思われがちですが、実は違いがあります。
賃貸物件を検索する際にも役立つ情報ですので是非とも参考にして頂ければとおもいます♪
リフォームとは
「リフォーム」は本来の意味で言えば、元の状態に戻すことを意味します。
つまり入居者が退去した後、入居前の状態に戻す(=原状回復工事)ということです。
もちろん、設備が老朽化していれば新品に交換することもありますし、クロス(壁紙)や床材がダメになっていれば張替えることになります。
その際に、元のグレードやデザインと同等品程度を選ぶのが賃貸物件における「リフォーム」の一般的な意味です。
リフォーム済物件と表記されているものなどで、キッチンを含む水回り設備は一部新しくなっていても、見た目の印象はわりと普通な(周りの物件と変わらない)ものが多いのはそのためです。
リノベーションとは
一方で「リノベーション」の本来の意味は、新築時並みの性能設備にリニューアルしたり、デザイン・間取りを含めて物件の価値をより高めることになります。
例えば、和室3部屋+DKの3DKの物件を間仕切りを撤去して洋室化し、洋室1部屋のワンルームにする場合などはリノベーションと言えます。
見た目の印象はビフォーとアフターでガラッと変わります。
間取りの違い
リフォームの場合基本的に間取りはそのままです。
一方リノベーションの場合は間取りが大幅に変更され、3DK→1Roomになっています。
リフォーム後、リノベーション後のお部屋の違い
床や天井などかなり経年劣化がみられ、お部屋の印象はあまりよくない状態です。
リフォーム後のお部屋
リフォーム後は壁紙や床が張り替えられキレイなお部屋になりましたが、3部屋は和室のままでお部屋の機能的にはBeforeと変わりありません。
リノベーション後のお部屋
リノベーションでキッチンをIHコンロ付きのステンレスキッチンに、間仕切りを解体して広々としたワンルームに生まれ変わりました!
リノベ前はお部屋のコーディネートが難しい内装でしたが、リノベ後は入居者様が自分好みのお部屋を作っていただけるような空間になりました。
中古物件が有り余る(空室が多い)この市場の中では、築年数が古い物件の「リフォーム工事」ではなかなか空室が埋まらなくなっており、結果二重投資に陥っているお部屋も数多く存在します。
皆様の所有物件はいかがでしょうか?上記のような状態に陥っているオーナー様は是非お気軽にご相談ください。
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