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防災グッズはどこに置く?防災意識を高める収納ポイント

2024/10/03

2024年8月8日16時43分頃、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、同日19時15分には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。

この地震により、日本全体が大規模地震のリスクを再認識するきっかけとなり、南海トラフ地震の発生可能性も高まっています。

日本はいつ大規模な地震が起きても不思議ではなく、防災意識の向上が急務です。

にもかかわらず、多くの人が防災グッズの必要性を認識しながら、十分な備えができていないのが現状です。

 

この記事では、どの程度の人が防災に備えているかを確認しながら、緊急時に必要な防災グッズの基本セットや、適切な保管場所について詳しく解説します。

また、防災意識を高め、日常的に災害に備えるためのチェック方法も紹介します。

南海トラフ地震などのリスクに対応するために、日々の生活の中で安心できる防災対策を進めていきましょう!

 

防災の備えをしている人の割合は?

セゾン自動車火災保険株式会社は、全国的に自然災害が頻発し、激甚化 が見られる昨今、各家庭においてどの程度防災意識を持ち、実際に対策を行っているのか、全国の 20 歳 以上の男女 1,130 人を対象に「防災に対する意識」について 2 年ぶりに調査を実施いたしました。

 

以下のグラフは、1,130人を対象に、地震や台風などの災害に対する備えについて調査した結果です。

「十分備えている」と答えたのは全体のわずか6.5%でした。これは2年前の調査結果(5.9%)とほぼ変わらない状況です。「わからない」と答えた人を除くと、全体の93.5%が災害に対して必要な備えを十分にできていないことが浮き彫りになりました。

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また、「あまり備えていない」「全く備えていない」と回答した人に、その理由を尋ねたところ、最も多かったのは「面倒で後回しにしている」との回答で、全体の33.6%を占めました。

「備えの必要性を感じない」や「最低限の備えで十分だと思っている」と答えた人が20%以上おり、1月に大規模な地震が発生したにもかかわらず、災害対策の重要性を感じていない人が一定数存在していることが明らかになりました。

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出典:防災に対する意識調査

 

防災グッズの基本セットは2タイプ

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参照:Think The DAY

防災グッズの基本セットは、大きく2つのタイプに分けられます。

緊急避難グッズ

緊急避難グッズには災害が発生した直後に避難する際に持ち出すためのアイテムです。

すぐに持ち出せるようにまとめておくことが大切です。

具体的には、飲料水や非常食のほか、懐中電灯、携帯電話の充電器、簡易トイレ、衛生用品、ラジオ、必要最低限の衣類などが含まれます。

家族構成や個別のニーズに応じて、乳児用品や介護用品などを追加しましょう。

備蓄品

備蓄品は、災害後、自宅での生活が困難になり、一時的に避難できない場合や、ライフラインが断たれた際に備えるための物資です。

数日間、自宅での生活を維持できるだけの物資を準備しておくことが求められます。

具体的には、長期保存可能な食料、水、トイレットペーパーやティッシュペーパー、衛生用品、電池や燃料、医薬品などがあります。

乳児や高齢者がいる家庭では、粉ミルクやおむつ、介護用品などを忘れずに備えておきましょう。

これらの備蓄品は、定期的に確認し、賞味期限や使用期限が切れていないかチェックすることが大切です。

また、場所を決めてまとめて保管し、家族全員がすぐに取り出せるようにしましょう。

 

防災グッズを置くおすすめの場所

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防災グッズを置くおすすめの場所についてご紹介します。

災害はいつ起こるかわからないため、緊急時にすぐ取り出せるよう、防災グッズは家の中のいくつかの場所に分けて保管することが重要です。

以下のような場所に分けておくと便利です。

玄関付近

玄関は家の出入り口であり、すぐに避難する必要がある場合に便利です。

玄関近くに防災グッズを保管しておくことで、外に出る際にすぐ持ち出せるようになります。

リュックなどに入れておくと持ち運びもスムーズです。

リュックの中には、非常食、飲料水、応急手当用品、携帯ラジオやライトなど、すぐに使えるものを準備しておきましょう。

寝室やリビング

災害が夜間に発生した場合、真っ先に身を守るために必要なものが手元にあることが重要です。

寝室には懐中電灯や携帯電話の予備バッテリー、非常時に履ける靴など、夜間でもすぐに対応できるように準備しておきましょう。

また、リビングルームにも同様に防災グッズを置いておくと、家族が集まることが多い場所なので、一緒に行動しやすくなります。

特に災害時には、夜間の停電や家具の転倒などによる危険が伴うため、素早く対応できるよう取りやすい位置に防災グッズを置きましょう。

キッチン

キッチンには長期保存が可能な食料や、簡単に調理できるインスタント食品、飲料水を備蓄しておきましょう。

また、簡易的な調理器具や携帯用のガスバーナー、紙皿やカトラリーもあれば安心です。

災害が発生し、ライフラインが止まってしまった場合でも、食料と調理器具がすぐに使える場所に保管されていれば、混乱することなく対応できます。

 

各所に防災グッズを分散して保管しておくことで、いざという時に素早く対応できる環境を整えましょう。

 

防災意識を高めるためにも定期的に確認する

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出典:防災NIPPON

防災意識を高めるためには、普段から防災グッズの点検や家族間での情報共有をしっかりと行うことが大切です。

災害はいつ発生するか予測できません。

いざという時に迅速に対応できるよう、日常生活の中で常に準備を整えておくことが求められます。

以下では、日々の防災意識を高め、家族を守るために実践すべき具体的な対策について詳しく解説します。

防災グッズの定期点検と更新

防災グッズは、必要な時に使えないと意味がありません。

普段から備えているだけで安心せず、定期的に内容を見直し、使用可能な状態を保つことが肝心です。

以下の点に注意しながら、防災グッズの点検と更新を行いましょう。

 

1.食料品と飲料水の消費期限の確認

防災グッズには、飲料水や保存食を含めていることが多いですが、消費期限は限られています。

飲料水の賞味期限はおおむね1〜2年、缶詰や乾パン、非常食の消費期限も数年程度です。期限が近づいたら、新しいものに交換しましょう。

ローリングストックという方法を活用すると、常に新しい食料を備蓄できます。

これは、普段から使える食料を多めに買っておき、使った分を定期的に補充する方法です。

消費期限切れの食品を廃棄せず、日常生活で消費しつつ、常に新しいものをストックできるため効率的です。

 

2 .バッテリーや懐中電灯の点検

災害時の停電に備えて、バッテリーや懐中電灯の性能を定期的に確認しましょう。

電池は時間が経つと放電してしまうことがあるため、使用期限を確認し、古くなったものは交換します。

また、ソーラーチャージャーや手回し充電式の懐中電灯などを備えておくと、電池が切れても対応可能です。

これらのグッズは、点検の際に実際に動作確認をすることで、使用時に不具合がないか確かめておくと安心です。

 

3 .応急手当用品の確認と補充

救急セットには、包帯、消毒薬、絆創膏、解熱鎮痛剤などが含まれていますが、使用期限があるものが多いため、定期的にチェックが必要です。

特に薬品類は、劣化してしまうと効果が薄れる場合があるため、古いものは処分して新しいものに入れ替えましょう。

また、家族構成や年齢に応じて必要な薬品や用品も変わるため、家族の健康状態に合わせて救急セットを見直すことも大切です。

 

家族での情報共有

防災対策を一人で行うのではなく、家族全員で協力して準備を進めることが、災害時の生存率を高める鍵となります。

災害が発生するタイミングは不確定であり、家族がバラバラの場所にいる可能性もあります。

そのため、事前に避難経路や集合場所、連絡手段などを家族全員で確認し、共有しておくことが重要です。

 

1 .緊急連絡先の共有

災害時には電話回線が混み合い、連絡が取れにくくなることがあります。

そのため、家族全員で使える非常用の連絡手段を確保しておきましょう。

例えば、災害用伝言ダイヤル(171)や、災害用伝言板など、安否確認のためのツールを事前に使い方を確認し、緊急時にスムーズに利用できるようにしておきます。

また、家族全員の連絡先リストを作成し、常に持ち歩くこともおすすめです。

 

2 .避難場所と避難経路の確認

災害が発生した際、どこに避難するのか、どうやってその場所に行くのかを家族で話し合っておきましょう。

近隣の避難所を事前に確認し、そこまでの道のりを実際に歩いてみることで、より現実的な避難計画を立てることができます。

災害時に道路が通行不能になっている場合も考慮し、複数の避難経路を想定しておくとさらに安心です。

 

3. 防災訓練の実施

家族で定期的に防災訓練を行うことで、災害発生時にどのように行動すべきかを実践的に学ぶことができます。

特に、緊急時に素早く避難するためには、どの防災グッズをどこから持ち出すのか、どの道を使って避難するのかをシミュレーションしておきましょう。

家族で参加して、実際に避難行動を練習しておくことで、全員が無事に避難できるようになります!

 

まとめ:備えあれば憂いなし、安心のための収納術

日頃から防災グッズを適切に揃え、定期的に点検・更新することは、いざという時に自分や家族の命を守る鍵となります。

玄関やリビング、寝室など、家の中の複数の場所に分けて保管することで、緊急時にも迅速に対応できるようにしましょう。

 

さらに、家族全員で防災の意識を共有し、定期的に話し合いや訓練を行うことで、災害時に慌てずに冷静に行動できる準備を整えておくことが大切です。

日常の中で少しずつ工夫を凝らし、備えることで、いざという時に安心して対応できる環境を作りましょう。

「備えあれば憂いなし」という言葉通り、事前の準備こそが家族の安全と安心につながります!

 

 

一戸一絵リノベーション賃貸〈Renotta リノッタ〉

一人として同じ人なんていないようにひとつとして同じ日常なんてありません。

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